1996-10-09 ArtNo.7928
◆<馬・印尼>領土問題は国際仲裁廷に:首脳会談で合意
【クアラルンプル】マレーシアとインドネシアは、7日催されたマハティール首相とスハルト大統領の会談の席上、シパダン/リギタン両島の主権問題については国際仲裁裁判所の判断に委ね、27年に及ぶ両国の紛争に決着をつけることで合意した。
マレーシアのバダウィ外相が首脳会談後語ったところによると、両国外相は近く会談し、国際法廷への提訴の手順等を協議する。また両国首脳はミャンマーの人権記録を同国のASEAN加盟拒否の理由にすべきでないこと、半島マレーシアとインドネシアの北スマトラ島を結ぶ大橋を建設する可能性を研究すること等でも合意を見た。スハルト大統領は6日、2日間の日程でマレーシアを訪れ、7日に帰国した。(NST,MBT,STAR,ST,BT,LZ:10/8)
|
|