1996-10-09 ArtNo.7926
◆<馬>Unicoテク、R&DにUS$100万投資
【クアラルンプル】PC(パソコン)システム、ノートブックPC、マザーボード、モデム、オフィス自動化機器の製造を手がけるユニコ・テクノロジーBhdは向こう2年間に100万米ドルを投じて研究開発(R&D)活動を強化する。
UnicoホールディングズBhdの完全出資子会社ユニコ・テクノロジーのサム・クワ重役(上級GM)によると、同社が最近カウエル・エンタープライズLtd及びSovekao Ltdと40:30:30の出資率で設立した授権資本500万Mドル、払込資本200万Mドルのサンダーコム・ホールディングズSdn Bhdは7月から33.6kbps(キロビット毎秒)の外付けモデムの製造を開始した。同製品にDSVD(デジタル・シミュレーニャス・ボイス・アンド・データ)チップ、ソフトウェア、カメラをセンットにしたビデオ・コンファラインシング・キットの出荷も予定されている。当面の出荷数は月間1万5000ユニットだが、来年9月までに5万ユニットに拡大される。また今年末までに56kbpsのFAXモデム、来年初にはオーディアオ・テレフォニー・モデムfaxコンボが出荷される。後者のPCMCIA33.6kbpsのカードは一般固定式電話、アナログ及びデジタル・セル式電話の3つのインタフェースを備えている。カウエルとSovekaoはそのR&D/マーケッティング/流通拠点をイタリアからペナンに完全に移転する計画で、向こう2年間にR&D部門の移転が完了するのに伴い、モデムの新製品はマレーシアで開発されることになると言う。(STAR:10/8)
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