1996-10-08 ArtNo.7910
◆<馬>マー・シン、4年内にコングロマリット目指す
【スグイ・ブシ】自動車のナンバー・プレートの製造からスタートしたマー・シン・グループBhd(MSGB)は26年を経た今日、プラスチック(9社)、不動産(4社)、情報技術(IT:4社)、オートバイ(1社)、海外事業(1社)の5つの戦略業務を手がける多角経営会社に成長、今世紀末までに営業額10億Mドル以上のコングロマリットになることを目指している。
リョン・ホイクン重役(MD)によると、不動産部門売上は向こう3~5年内に10億Mドルの大台にのり、グループ営業額の40%に貢献する見通しだ。次いでプラスチック/IT/オートバイ部門が合わせて40%、海外事業が20%を占めるものと見られる。積極的な多角経営に関わらず創業以来の中核ビジネス、プラスチック部門の潜在性の開拓にも努め、中国、ベトナム、ミャンマー、ラオス、インドネシア等、アジア各地に製造拠点を設ける。グループの最初の海外事業会社P.T.マー・シンは7月にインドネシアにおける操業を開始した。また他の中核部門も長期的には海外における事業機会を開拓すると言う。(STAR:10/7)
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