SEAnews 1996-10-07 ArtNo.7891

【シンガポール】第3四半期の住宅販売は第2四半期に比べ75％の落ち込みを見、土地付き住宅に関しては、平方フィート当たり677Ｓドルから657Ｓドルに3％下降したが、アパート／コンドミニアムのそれは810Ｓドルから920Ｓドルに10％以上アップした。
シンガポール測量士／評価士協会(SISV)の以上の報告は、アナリストらを困惑させている。大部分のアナリストはこれほどの販売量の落ち込みは予想していなかっただけでなく、5％程度の値下がりを予測していた。アパート／コンドミニアムの販売ユニット数は第2四半期の4876ユニットから第3四半期には1258ユニットに急減した。土地付き住宅に至っては1071ユニットから205ユニットに80％以上の減少を見た。アナリストらは優良地における取引は回復を見るものと予想していたが、第9区では376ユニットから38ユニットに、第10区は490ユニットから266ユニットに、第11区は191ユニットから34ユニットに、また第15区のそれは552ユニットから139ユニットに減少した。(BT:10/5)