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1996-10-05 ArtNo.7876
◆＜星＞サンポエルナ氏のトランスマーコ持ち株６５．８５％に
【シンガポール】インドネシアのタバコ王、プトゥラ・サンポエルナ氏によるシンガポール証取(SES)上場企業トランスマーコ株の公開買い付けは、3日午後3時に締め切られ、結局サンポエルナ氏の持ち株は1811万株、総発行株式の65.85％に拡大した。
サンポエルナ氏は8月17日に投資会社ミエル・インベストメントを通じて、公開買い付け義務が生じる25％を上回る、32.1％のトランスマーコの権益を手に入れたと発表するとともに、過半数株の取得を条件に1株6.50Ｓドルで残余株式に対する公開買い付けを提案した。同氏は8月20日に別に100万株を1株8.55Ｓドルで、8月26日には825万株を9.45Ｓドルで、それぞれ買い足し、買い付け価格も同様に8.55Ｓドルと9.45Ｓドルに、2度にわたり上方修正した。また65.77％の権益取得に伴い、公開買い付けは無条件となった。しかし公開買い付けを通じて買収されたシェアは総発行株式の0.08％(2万3010株)にとどまった。ＮＭロスチャイルドはこれ以前に短期的利益を望む者は買い付けに応じるか、公開市場で売却し、長期的利益を期待する者は株式を手放さぬよう、アドバイスしていた。(BT,LZ:10/4)
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