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1996-10-04 ArtNo.7862
◆＜馬＞バクン・ダム建設契約ついに調印
【クアラルンプル】Ｅｋｒａｎ Bhdは2日、スイス拠点のアセア・ブラウン・ボベリＡＧ(ABB)とバクン・ダムの建設に関わる136億Ｍドルの契約に調印した。
同契約は今年6月13日の環境法違反判決後、2度にわたり調印が延期されてきたが、Ｅｋｒａｎのティン・ペクキイン会長とＡＢＢのGoran Lindahl副社長との間で調印されたこの日の契約式典に立ち会ったマハティール首相は、「プロジェクトは今後スムースに進捗し、5年以内に完成するだろう」と述べた。首相は、同プロジェクトを推進する機関車を務めてきたティン氏が先週軽い脳卒中でシンガポールの病院に入院した事実を確認するとともに、ティン氏の健康状態によりプロジェクトが遅れを来すことはないと語った。
記者会見に臨んだティン氏によると、プロジェクトは自己金融で賄われ、プロジェクト経営会社のバクン・ハイドロエレクトリック・コープ(BHC)はスケジュール通り今年末に上場されると言う。ちなみにＥｋｒａｎはＢＨＣに32％出資している。(MBT,STAR,ST,BT,LZ:10/3)
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