1995-03-08 ArtNo.781
◆<馬>ブルジャヤ、バングラデッシュ・テレコムと合弁交渉
【クアラルンプル】ブルジャヤ・グループは目下バングラデッシュ・テレコムと同国初のセル式移動体電話会社を設立する交渉を進めている。
消息筋によれば、ブルジャヤは合弁会社の40%のシェア確保を狙っている模様だ。ブルジャヤ幹部は以上の消息を確認したものの、出資率等に関してはコメントを避けた。ブルジャヤは子会社のムティアラ・コミュニケーションズを通じてマレーシア国内におけるPCN(パーソナル・コミュニケーションズ・ネットワーク)の営業ライセンスを獲得、またブルジャヤ・グループ・ケーマンLtdを通じて米国カリフォルニア拠点のVSAT(ベリー・スモール・アパーチャ・ターミナル)設計/製造/販売会社サテライト・テクノロジー・マネージメント・インク(STM)の20%権益を買収した。ブルジャヤは更にSTMと対等出資のアース・テレコム(香港)Ltdを設立、アジア太平洋地域におけるテレコミュニケーション・サービス及び製品市場の開拓に乗り出す構えだ。 バングラデッシュは最近外国人投資家に対して150億米ドルと見積もられる国内電気通信/電力/ガス市場の開放を宣言している。(MBT:3/6)
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