1996-09-28 ArtNo.7790
◆<馬>コンソーシアム、11月末までにマラヤ鉄道民営化案提出
【クアラルンプル】レノンBhd/ディバーシファイド・リソーシズBhd(DRB)/ボルトン・プロパティーズBhdから成るコンソーシアムは11月30日までにマラヤ鉄道(KTM)の民営化計画案を総理府経済計画局(EPU)に提出する。
DRBのモハド・サレー・スロン重役(MD)が26日語ったところによると、KTMを黒字経営会社に転換させるのは決して容易でない。コンソーシアムはKTMが抱える負債の大きさを十分認識している。とは言え同負債がコンソーシアムの決意を揺るがすことはない。選択可能な方法にはKTMをクアラルンプル証取(KLSE)に上場させることが含まれる。DRBはまたKTMのティルティング・トレーン・プロジェクトにも入札、EPUの審査結果を待っている。同社の9月期半期業績は近く発表されるが、前年同期を上回る好業績を報告できる見通しだ。なおクアラルンプルにおける軽便鉄道(LRT)プロジェクトがプロトン・カーの販売に大きな影響を及ぼすことはない。プロトンの過去2ヶ月の売上げ減は周期性のもので、短期間に回復する見通しと言う。(STAR,ST,BT:9/27)
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