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1996-09-28 ArtNo.7784
◆＜星＞生産性標準局、ベンチマーク／メントーリング計画推進
【シンガポール】シンガポール生産性標準局(PSB)とシンガポール産業連盟(SCI)は26日の会合で、事業に成功した企業がベンチマーク(目標)を打ち立て、他の企業にその秘訣を分かつ、ベンチマーク／メントーリング(指導)スキームを推進することで合意した。
ＰＳＢのリー・スアンヒアン局長(CEO)によると、成功例は新たな成功のヒントになる。このため成功したシンガポール企業には、他の企業の模範として、例えばサジェション・スキーム、コスト削減、品質改善等に関わるその秘訣を公開することが求められる。同プロジェクトはナショナル・ベンチマークの創設を目指すものだが、シンガポールは将来他の国とインターナショナル・ベンチマークを創設することもできる。しかし先ずは自身のベンチマークを設けることが必要と言う。ＰＳＢとＳＣＩは共同で、人材開発、品質、コスト、経営管理、技術の応用等に関わる適当なパフォーマンス指標を設けるとともに産業ごとのベンチマークを設定する。ＰＳＢとＳＣＩはこの他、特定産業における在職訓練青の写真作成、主婦／定年退職者の職場復帰奨励、管理職や労働者に必要とされる技術／ノーハウの特定(先ず電子産業からスタート)、中小企業の競争力強化、等の諸点でも共同歩調を採ることで合意した。(ST,BT,LZ:9/27)
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