1995-03-08 ArtNo.778
◆<馬>チタン社、プラスチック原料の輸入規制撤廃を提案
【クアラルンプル】プラスチック樹脂の製造を手掛けるチタン・グループは、マレーシア通産省にポリプロピレン(PP)及びポリエチレン(PE)の輸入許可制度の撤廃を提案した。
チタン・グループが6日発表したところによれば、同社は先週政府に関係提案を行ったが、これは反ダンピングの目標が既に達成され、また今日の市場動向に自信を深めたためである。90-93年当時韓国からの製品流入が急増し、深刻な供給過剰に陥ったことが輸入許可制度を導入するきっかけとなったが、こうした状況は既に改善されている。またマレーシア政府がPP及びPEの輸入を完全に禁止したと言う非難は正しくなく、昨年PEとPPの国内生産能力は国内需要の各77%と167%に達したが、昨年4月から12月末までに輸入が許可されたPEは20万9457トン、PPは4万5994トンで、同期のPE、PP需要の各107%と51%に達したと言う。(NST,ST,BT:3/7)
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