【ハノイ】ベトナム政府は国内の豊富なガス資源を開発するため2010年に向けた国内ガス開発のマスター・プランを立案している。
ペトロベトナムのブ・バン・マオ取締役によると、マスター・プランは、沖合及び陸上資源の双方を重視し、供給/需要/政策の3方面をカバーするとともに、総合的な市場ルールを盛り込んだものとなる。またパイプラインの敷設、液化天然ガス(LNG)プラントの建設等、国内天然ガス市場の開拓は、石油精製/石油化学産業の振興と平行して進められる。ベトナムはインドのオイル・アンド・ナチュラル・ガス・コミッション、ブリティッシュ・ペトローリアム、ノルウェーのステートイルから成るコンソーシアムがNam Con Sonベイスンで60兆立法フィートの天然ガスを発見したことから、同産業の開発に本腰を入れている。(BT:9/26)