1996-09-27 ArtNo.7774
◆<馬>サテライトTVサービス、3年で採算ベースに
【クアラルンプル】ミーサット・ブロードキャスト・ネットワーク・システムズSdn Bhdはそのデジタル・サテライト・テレビジョン/ラジオ・ネットワークが2年半乃至3年で採算ベースに乗るものと予想している。
ミーサットのポール・エドワード重役(COO)が25日催された新ブランド、ASTRO(オール・アジア・テレビジョン&ラジオ・カンパニー)の発表会後語ったところによると、これまでに5億Mドルを投資してきた同社は、向こう数年間に更に5億Mドル以上を追加投資する。KUバンド・ダイレクト・ツー・ユーザー・デジタル・レセプション方式を採用したアストロは10月1日にソフト・ローンチを予定。この種の技術の応用例としては米国に次ぎ、恐らくドイツと2位を分け合うことになる。TV20チャンネルとラジオ8チャンネルが提供される。契約視聴者は月額80Mドルの視聴料の他に、デコーダーとスマート・カードに1350Mドル、アンテナに150Mドルを支払う必要がある。採算ベースの契約者数は約70万人で、ミーサットは2000年までに同目標を達成する計画だ。同社はまたインド、インドネシア、フィリピン、ベトナム、台湾、オーストラリア市場の開拓も計画している。しかしシンガポールでは衛星TVサービスは認められていないと言う。(NST,MBT,STAR,ST,BT,LZ:9/26)
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