1996-09-26 ArtNo.7764
◆<馬>中央銀行、合理化で700人以上整理/支店も閉鎖
【クアラルンプル】マレーシアの中央銀行バンク・ヌガラは24日、業務合理化に伴う余剰人員を整理する狙いから700人以上を解雇すると発表、関係者を驚かせた。
アンワル副首相兼蔵相によれば、国内経済が順調な今が合理化に最も適した時期で、整理は依願退職方式により進められ、また12支店中少なくとも6支店が閉鎖される。中央銀行は退職者に極めて魅力的な補償をオファーしており、また国内金融業界が急速な成長を遂げる中で、解雇者がより好条件な再就職先を見いだすのは容易である。今回の整理は中央銀行の現有スタッフ2865人の24%に相当する。これらのスタッフの内1896人は本店に、残りは12支店と、ニューヨークとロンドンの2代表事務所に勤務していると言う。(STAR,ST,BT,LZ:9/25)
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