1996-09-26 ArtNo.7760
◆<馬>自然保護団体、KLリニア・シティー計画の廃棄要求
【クアラルンプル】クアラルンプル市内クラン・リバー河畔に総合的な副都心を開発しようと言う総コスト50億MドルのKLリニア・シティー構想が市民らの益々大きな反対に直面している。
自然保護論者らは政府に同プロジェクトを廃棄するよう求めている。マレーシア自然協会のサレー・モハド・ノール会長は、「開発業者はその主張通り河川の環境を改善するのではなく、水域を汚染し、破壊するだけである」述べ、同プロジェクトを認可した政府に再考を求めている。マレーシアの著名なビジネスマン、ビンセント・タン氏を初めとするプロジェクトのプロモーターらは、環境アセスメント報告書が科学技術環境省の認可を得られたことで、最初のハードルを乗り越えたが、今やより厳しい試練に直面しているようだ。(BT:9/25)
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