1996-09-25 ArtNo.7735
◆<星>再来年半ばまでに国内/国際電話ライセンスの入札募集
【シンガポール】シンガポール電信局(TAS)は1998年半ばまでに国内電話と国際電話の基本サービスに関わる最大2つの営業免許を発行する。
マー・ボータン運輸通信相が23日催された、シンガポール・テレコム(シングテル)、シンガポール・ケーブルビジョン、TAS完全出資子会社シンガポール・コミュニケーションズ・インベストメンツの合弁会社シンガポール・ワン組織契約調印式の席上明らかにしたところによると、来年3月1日に予備審査の受付を開始、審査に合格した企業は9月の最終審査に入札、免許獲得企業は18カ月後の2000年4月1日までに業務態勢をととのえねばならない。サービスには音声電話、国際直通ダイヤル(IDD)、リース回線、公衆交換通話・データ通信が含まれる。2つの免許には少なくとも内外10社が入札を行うものと見られ、落札企業は通信網の建設に最低10億Sドルの投資を必要とするものと見られる。またシングテルもしくはシンガポール・ワン連合の通信インフラの一部をリースすることも可能だ。マー運輸通信相は、独自通信網の構築に大型投資をいとわない企業が優先されるだろうと語った。(ST,BT,LZ:9/24)
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