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1996-09-23　ArtNo.7719

【マニラ】セメント製造業界は少なからぬセメント・プロジェクトに遅れが出ているものの、来年以降製造能力の過剰に直面する見通しだ。
フィリピン・セメント・マニュファクチャラーズ・コープ(Philcemcor)の報告によれば、1997年の国内セメント製造能力は40キロの袋詰めで、3億7000万袋と、3億6600万袋の需要をオーバーする。こうした過剰供給はその後も続き、98年の生産能力は5億8500万袋、需要は4億2100万袋、2000年のそれは6億5000万袋と5億5700万袋となる。プロジェクトの進捗に遅れを来しているものがあるものの、Ｐｈｉｌｃｅｍｃｏｒのメンバーはいずれも他の製造工程に先だってグラインディング・ミルの建設を行っているため、生産能力の拡大に大きな影響は出ていないと言う。(STAR:9/21)

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