1996-09-23 ArtNo.7718
◆<泰>テレコムアジア/TT&T、ハンディフォーン契約に調印
【バンコク】固定式電話営業者のテレコムアジア(TA)とタイ・テレフォン・アンド・テレコミュニケーションズ(TT&T)は、タイ電話局(TOT)と、パーソナル・ハンディフォーン・サービス(PHS)の営業契約を結んだ。
TAは同契約の下、2年内にバンコク市内に2万5000PHSベース・ステーションを設け、顧客が15万人を超えた際にはベース・ステーションを増設する。TT&Tの条件も類似したものと見られるが、地方における同社のサービスはバンコク市内とは環境を異にするため、同社はTOTの最終認可を得る前にある種の修正条項を盛り込むことを希望している。これには18%の固定式電話利益分与率から1回線当たりのPHS敷設コストを差し引くこと、将来の競争を防止、もしくは制限することが含まれる。しかしながらTT&Tも2年内に2500ベース・ステーションを設置し、顧客が10万人を超えた際には2年内にベース・ステーションを1万に拡大することを認めている。同社は当初2年間にPHSサービスに15億バーツを投資する計画だ。またTAは、仮にTT&Tがより有利な契約結んだ際には、その条件に見直しを加えることを認められている。(BD:9/21)
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