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1996-09-23 ArtNo.7709
◆<星>8月の国産非石油製品輸出、6.3%下降
【シンガポール】シンガポール経済の健康状態の指標とされる国産非石油製品輸出は8月に昨年同月比名目(現在価格)6.3%の下降を見た。
貿易開発局(TDB)が20日発表したところによれば、同月には国産石油製品輸出を除き、全てのカテゴリーにおいてマイナス成長が記録された。国産石油製品輸出は価格の回復で7.4%のプラス成長を見たものの、国産非石油製品輸出の落ち込みから両者を合わせた国産品輸出は4.6%のマイナス成長となった。また再輸出も4.2%ダウン、輸出は全体で4.4%下降した。同月には輸入も8.5%のマイナス成長を記録、往復貿易は(S$287億)6.5%縮小した。国産非石油製品輸出は、米国、欧州、マレーシア、日本、香港向けがいずれも下降、韓国と中国向けだけが、各16.5%と27.5%の力強い成長を記録した。
ロイター社は国産非石油製品輸出(S$70.1億)の落ち込みは最も悲観的なアナリストの予測を上回る深刻なものと報じた。同社がこれ以前に聴取したアナリストらの予想ではプラス3.5%からマイナス4.5%までの見通しが示され、平均では0.8%の落ち込みが予想されたと言う。しかしST紙のインタビューに応じたアナリストらはそれほど予想外のことではなく、不振は今月も持続するとしている。サミット証券のアナリストは「月間貿易統計は変動性に富んだものだが、現在の成長鈍化基調を反映している。とは言え過度に懸念する必要はなく、来年初には回復に転じるだろう」と語った。シンガポール国立大学(NUS)のマクムル・アシャル助教授は再輸出と輸入が向こう数ヶ月も引き続き下降するようなら、国内経済の競争力を回復する措置を講じる必要があると指摘した。シンガポールでは輸出品に占める輸入原料の比重が大きいため、8.5%の輸入減は、輸出の先行きにも影響を及ぼすものと見られ、また再輸出はシンガポールの中継貿易基地としての役割のバロメーターと見られている。(ST,BT,LZ:9/21)
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