1996-09-23 ArtNo.7706
◆<星>IBM、電子取引の安全に関する研究で国立大学と協力
【シンガポール】IBMは20日、シンガポール国立大学(NUS)と、電子取引の安全に関する研究プログラム(SECRP:セキュアー・エレクトロニク・コマース・リサーチ・プログラム)協定に調印した。
向こう2年間の協力計画の下、先ず銀行/金融業界における電子取引関連のソフトウェア及びスタンダードが開発される。NUSの情報システム・コンピュータ・サイエンス学部(DISCS)は、今年2月から政府機関や民間企業と共同で電子取引保安システムSesa(シンガポール・エンタープライズ・セキュリティー・アーキテクチュアー)の研究に取り組んでおり、IBMとの今回の協力も、Sesa上において進められる。IBMは30万Sドル相当のAS/400型コンピュータと関係ソフトウェアをNUSに提供、またAS/400を開発したスタッフをNUSに派遣、研究に参加させる。(LZ:9/21)
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