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1996-09-21　ArtNo.7701

【ジャカルタ】インドネシアの今年のインフレ率は8％以内に収まりそうだ。
中央銀行のスドゥラジャット・ジワンドノ総裁は、「インフレ率は2年前には9.6％、昨年は8.6％だったが、今年のそれが8％を大幅に下回ることはない」と語った。インフレは沈静化しつつあるものの、経済の過熱はまだ収まっていないと言う。中央銀行は先週法定準備率を3％から5％に引き上げるとともに、中央銀行の介入を招かぬルピアの取引枠を5％から8％に拡大した。同総裁は法定準備率をさらに引き上げる可能性を否定しなかったが、現状のレベルは合理的で、現実的なものとコメントした。インドネシアは1999年までにインフレを5％以内に抑制することを目指していると言う。(BT:9/20)

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