1996-09-20 ArtNo.7685
◆<馬>コンピュータ・プロトコル、CpMuxで世界市場進出
【クアラルンプル】独自開発したWAN(ワイド・エリア・ネットワーク)/LAN(ローカル・エリア・ネットワーク)製品CpMuxルーターで世界に雄飛する切符を手にしたコンピュータ・プロトコル・マレーシアSdn Bhd(CPMSB)は、世界の主要なデータ通信機器メーカーになることを目指している。
CPMSBのM.C.ヨン重役(MD)によると、オープン・パーソナル・コンピューター(PC)プラットフォームをベースとしたスケーラブル・アーキテクチャーによりデザインされたCpMuxルーターはローカル/リモート・ポーリング、ポート変換、プロトコル転換、データ圧縮等の機能を備えた多重チャンネル・ルーターで、この他、LAN間の交信のためのTCP/IPやIPXルーチング、広帯域オン・デマンド、デマンド・デジタル・バックアップ、ロード・バランシング等の機能も有する。またPCベースのアド・オン・カードのため、取り扱いが容易で、低コスト。同製品によりマレーシアンITプロダクツ・オブ・ザ・イヤー1993や、通産省の卓越製品開発賞を受賞したCPMSBは、ジュネーブのワールド・テレコム95にも出展している。1994年8月の発表以来、これまでに内外の36社に912セットを販売、これらには中国、アラブ首長国連邦、ケニア、ロシア、イラン、ベトナムの顧客が含まれている。同社はこの他、CPインターゲート・サーフ、CPインターゲート・ウェブ・サーバー等の製品を開発している。(コンピュータイムズ:9/19)
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