1996-09-19 ArtNo.7674
◆<越>Thivai流域に工業団地/国内最大の港湾開発
【クアラルンプル】ベトナム政府はホーチミン市南東100キロのブンタウ市を流れるThivai川の河口から上流20キロ地点までの流域を向こう20年間に3段階に分けて大規模開発する。
ベトナム投資計画省外国投資部の幹部が17日催されたマレーシア・ベトナム・ビジネス・パートナーシップ・セミナーに出席後マスコミに語ったところによれば、2つの工業団地とサオマイ港の開発から成る第1期工事だけで10億米ドルの投資を必要とし、5億米ドル余の港湾開発はマレーシア・マイニング・コープ(MMC)子会社のMMCポーツSdn Bhdとシンガポール企業トゥレディア・リソーシズPte Ltdが共同で手がける。また台湾のエバーグリーン・インターナショナルとフランス企業がそれぞれ工業団地を開発する。プロジェクトは40年間のBOT(建設/経営/引渡)方式で手がけられ、目下新港開発の事業化調査が進められており、1997年末に着工、1998年末までに稼働する。同港は年間4500万トンの貨物処理が可能となり、年間900万トンの貨物を処理しているサイゴン港に取って代わると言う。(MBT,NST,STAR,LZ:9/18)
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