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1996-09-17 ArtNo.7631
◆＜星＞日立造船（Ｓ）子会社、ロジスティクス事業等に支出
【シンガポール】日立造船(S)が完全出資するタグ・ボート・ビジネス子会社、マジュ・マリタイムは海事ロジスティクス・ビジネスへの進出を計画している。
マジュはタグ・ボート・ビジネス、海洋曳航業務やその他の海事輸送ビジネスを手がけているが、さらに総合的なサービスの提供を目指している。同社の昨年度営業額は26％増の760万Ｓドル、純益は150万Ｓドルだった。
やはり日立造船(S)が完全出資するコスモス・マリーン＆エンジニアリングは建設／インフラ開発がブームを呼ぶタイ市場における合弁事業の機会を探っている。96年3月期の同社年間営業額は9％減の2560万Ｓドル、税引き利益は30万Ｓドルだった。同社は海事業が低迷する中でエンジニアリングやその関連領域への業務の多角化を図っている。
日立造船(S)の貿易事業部門子会社トリリオン・リソーシズはバルク・トレード業務への進出を目指すとともに、更に多くの商品のディストリビューション権の獲得を図っている。目下同社は中国製強化ファイバー・グラス・ボートや特殊船舶の独占流通権に関する交渉を進めていると言う。(BT:9/16)
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