SEAnews 1995-03-07 ArtNo.762

【シンガポール】来月ブギス・ジャンクションにオープンする西友は初年度(12カ月)に1億1500万Ｓドルの売上達成を目指す。
西友と香港のウィン・オン・グループの60：40の合弁会社、西友ウィン・オン・デパートメント・ストアーのタカキ重役(MD)によれば、中流所得層、もしくは中の上クラスの地元顧客をターゲットに中間価格の商品を揃える方針で、ウィークデイは2万人、週末はその倍の客入りを見込んいる。しかしシンガポールにおける小売りビジネスは初めてのため初年度に黒字を実現できるかどうかを予測するのは困難と言う。西友の以上の売上目標は平方フィート当たり479Ｓドルで、高島屋が初年度に達成した743Ｓドルに比べ控え目な数字となっている。4フロアー合計24万平方フィート(総投資額S$8000万)の売場面積の内、地階の4万平方フィートにコールド・ストーリッジ・スーパー・マーケット、食品店、フード・コートが入居する他、地元電器製品チェーン、ベスト・コネックション、フランスのファッション・ウェアー・ショップ、ボディー＆ローズ、カジュアル・ウェアーのＶｄｅＶ等の専門店がほぼ半分のフロアー・スペースを占拠すると言う。(ST:3/6)