1996-09-14 ArtNo.7612
◆<泰・日>合弁会社、ブームに乗じ光ファイバー市場開拓
【バンコク】古川電機工業とヤザキの合弁会社バンコク・テレコム(BTC)がロクスレイ社と60:40の出資率で設立した登録資本1億バーツのタイ・ファイバー・オプティクスは、97年末までに年間8万6000~15万ファイバー・キロのケーブル製造を目指す。
ロクスレイのスチン・スワナチープ副社長によると、新会社はサムット・プランカンに設けられ、ロクスレイは市場開拓を、日本企業は製造を担当する。タイの光ファイバー・ケーブル需要は目下年間25万8000ファイバ・キロで、これにはタイ電話局(TOT)のSDH(シンクロナイズド・デジタル・ヒエラルキー)プロジェクトに伴う需要は含まれていない。TOTはSDHプロジェクト下に全国に総延長100万ファイバー・キロ以上の幹線網の構築を計画していると言う。(BD:9/13)
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