1996-09-14 ArtNo.7610
◆<印尼>ICTSI、ビマンタラと合弁でコンテナ港開発計画
【マニラ】マニラ拠点の港湾経営会社ICTSIはインドネシアのコングロマリット、ビマンタラ・グループと合弁でジャカルタ郊外にコンテナ港の開発を計画している。
ICTSIのエンリケ・ラソン会長によると、開発が提案されているボジョ・ヌガラ港はタンジョン・プリオク港に隣接し、当初年間36万TEU(20フィート・コンテナ換算単位)のコンテナ処理能力を有するものとなる。現在年率15%の成長を遂げているタンジョン・プリオクのコンテナ処理量は2000年には能力の限界とされる年間240万TEUに達する。このためコンソーシアムは1998年半ばか、1999年初に着工し、2年で完成を目指す。開発コストは2億米ドルと見込まれ、20~25年のBOT(建設/経営/引渡)方式による請負が提案されていると言う。(BT:9/13)
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