1996-09-13 ArtNo.7589
◆<星>専門工学会社プレスクリート、セスダック登録目指す
【シンガポール】地場専門工学会社プレスクリート・エンジニアリングPte Ltdは近くセスダック登録を目指して株式を公開、公募調達した資金でシンガポール及びマレーシアにおける業務を拡張する。
クー・ブータット重役(MD)によると、プレスクリートは、共に同業界における15年以上の経験を有するクー氏とM.K.ウォン重役(ED)が共同で1987年に設立したエンジニアリング会社で、グランド・エンジニアリングが業務の40%、構造エンジニアリングと特殊建築サービスが各30%を占める。取り分け地上構造物の修理/保守/取り壊し、マイクロ・パイリング/グランド・アンカー/グラウティングによる地盤補強、地下基礎工事、修復工事、埠頭工事、アドベンチャー訓練施設工事等を強みとし、ビジネスの90%がシンガポールに集中している。1995年11月期の年商は1180万Sドルと、1991年の660万Sドルからほぼ80%アップ、純益も80万Sドルから130万Sドルに62%拡大した。最近400万Sドルを投じてチャンギ・サウスに設けた4万8000平方フィートの工場兼事務所にエンジニア18人を雇用、設計サービスも開始した。また昨年はクアラルンプルに80%出資するオフィスを設け、スパン空港建設、軽便鉄道LRT第1期工事、イポーのショッピング・モール兼オフィス・ビル工事等を手がけている。過去5年間のマージンは10~12%。公募手続きはDBSバンクが引き受けるもようだ。(ST,BT:9/12)
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