1996-09-13 ArtNo.7587
◆<星>HP社、PC周辺機器販売の40%成長持続予想
【シンガポール】ヒューレット・パッカードCo(HP)は今年10月期にシンガポールにおけるコンピューター製品販売の41%の成長を見込むとともに、来年度も40%台の成長を実現できるものと予想している。
HP社のフィリップ・チュア取締役(コンピューター製品サービス流通担当)が11日語ったところによると、向こう数ヶ月間に新製品を続々発表すると同時に、ゼロックスやコダックに支配されている業務用大型プリンターやイメージング・ビジネス領域にも積極的に進出する。今年のデスクトップ・プリンター売上げは73%、レーザー・プリンターのそれは5%、インク・カートリッジは155%の成長を見た。シンガポールにおける41%の成長は、同社世界ビジネスの成長率30%を上回っている。データクエストの報告によれば、HP社は今年第2四半期にはシンガポールのレーザー・プリンター市場の82.3%のシェアを得、インクジェット・プリンター市場でもキアノンの39.9%を僅かに下回る38.2%のシェアを獲得した。またコンピューター・インターナショナルの調査によれば、HP社はシンガポールのデスクトップPC(パソコン)市場でも7%のシェアを占め、コンパック、IPC、エイサーに次ぎ4位にランクされていると言う。(ST,BT:9/12)
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