NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
1996-09-11 ArtNo.7560
◆<馬>外相、KL駐在シンガポール高等弁務官に遺憾伝達
【クアラルンプル】マレーシアのバダウィ外相は9日、クアラルンプル駐在のシンガポール高等弁務官を召喚し、シンガポールとマレーシアの再統合問題を巡るシンガポール指導者の発言に対する与党統一マレー国民組織(UMNO)の遺憾の意を伝えた。バダウィ外相は更に電話で、シンガポールのジャヤクマール外相にもUMNOの立場を表明、ジャヤクマール外相はシンガポール政府に同趣旨を伝えることを約束した。
アブドラ外相は、この日の記者会見の席上、以上の報告を行うとともに「シンガポール政府が、2国間関係を重視するなら、隣国の感情に慎重な配慮を払うべきだ」と述べ、さらに「シンガポール高等弁務官には、UMNOの立場を伝達したが、UMNOは連立与党NF(国民戦線)の旗艦であり、シンガポール政府もその立場を尊重するものと信じる」と語った。シンガポールのリー・クアンユー上級相は去る6月に催された記者クラブの会合の席上、「マレーシアが平等な実力主義と多民族主義を採用し、シンガポールと同じ目標を目指すならシンガポールは、マレーシア連邦に復帰することができる」と語った。これに対してマハティール首相は直ちに歓迎の意を表明したが、ゴー・チョクトン首相は最近のナショナルデー・スピーチにおいて、「マレーシア連邦に復帰することが有るとすれば、それはシンガポール経済が破綻した時であり、その時には復帰の条件はマレーシア側が決め、シンガポールには選択の余地はなくなる」と国民に警鐘した。これを受けて先週金曜のUMNO最高評議会後記者会見したマハティール首相は、「シンガポール指導者の再統合談話には誠意のないことが明らかになった」とするとともに、「あたかもマレーシアに実力主義や多民族の協調が欠けているかのような発言にUMNOは遺憾の意を表明する」と声明していた。ゴー・チョクトン首相は「マハティール首相の談話は誤解に基づくもので、問題は短期間に収束するだろう」とコメントしたが、バダウィ外相は「シンガポールの指導者は誤解と言うかもしれないが、彼らの談話は明らかにマレーシアには能力主義が存在しないとほのめかしている」と指摘した。(ST,BT,LZ:9/10)
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.