1996-09-11 ArtNo.7556
◆<星>蘇州タウンシップ、65件US$17億投資誘致
【蘇州】チャイナ・シンガポール・スーチョー(蘇州)インダストリアル・パーク・デベロプメント(CSSD)はこれまでに65件、合計17億米ドルの投資プロジェクトを誘致した。
CSSDのデービッド・リム主任(CEO)とゴー・トーシム重役(GM)が9日明らかにしたところによれば、65件中11件は既に操業、20件は工場を建設中で、他は目下計画の詳細を詰めている。1年前にはドイツの補聴器会社レクストン・ヒヤリング・システムズがただ1社操業していたに過ぎないが、今年末までには新たに12社が操業を開始、進出企業は23社となる。今年創業を開始したものには韓国サムスンの1億米ドル・プロジェクト、スーチョー・フジツー・トーワ・エレクトロンの1500万米ドル事業が含まれ、米国の食品会社ナビスコの2500万米ドル・プロジェクトも来月稼働する。シンガポール企業の投資は全体の11%を占めている。
この日、当地でCSDD幹部と会談したリー・クアンユー上級相は、蘇州タウンシップは中国の他の工業パークとの厳しい競争に直面しており、CSDDの中国側メンバーはより一層投資誘致に努力する必要があると指摘した。また蘇州タウンシップの目標は単に住宅やハイテク工場ビルを建てることではなく、シンガポールの関係技術/ノウハウを中国に移転することに有り、仮にこの種の移転が行われず、中国に第2、第3の蘇州タウンシップが続々誕生しなければ、プロジェクトは失敗と判定されると言う。(ST,BT,LZ:9/10)
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