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1996-09-09 ArtNo.7530
◆<馬>首相、シンガポール指導者の不謹慎談話に遺憾表明
【クアラルンプル】マハティール首相は6日、与党統一マレー国民組織(UMNO)最高評議会に出席後記者会見し、「シンガポール政府が最近提起したマレーシア連邦への再統合問題は誠意のないものであり、国民、取り分け華人を脅す手段としてマレーシアを利用したに過ぎない」と指摘、遺憾の意を表明した。
首相は『シンガポーリアンはマレーシアとの再統合を拒絶』と題する9月5日付けのストレート・タイムズの記事を掲げ、当該記事は『シンガポールアンは論功行賞の原則に基づく協調的な多民族社会を望んでいる』と結論しているが、これはマレーシアには論功行賞も多民族間の協調も存在しないと言うに等しいと指摘、さらに「我々はシンガポールが国内のマレー人を差別している事実を知っている。軍の主要ポストにマレー人は就くことができず、空軍にはマレー人のパイロットも存在しない。聞くところによればマレー人は武器さえ手にすることができないと言うが、それが事実ならシンガポールが主張する能力主義はどこに存在するのか」と不満を表明した。しかし首相は「遺憾表明は党の決定である」とし、現時点では公式にシンガポールに抗議する考えのないことを明らかにした。
首相は7日にも同問題に触れ、「シンガポーリアンに人民行動党(PAP)への投票を強要する出しにマレーシアを利用したり、マレーシアがシンガポールに劣っているといった発言を行うことは慎むべきだ」と重ねて強調した。(STAR:9/7,ST,LZ:9/8)
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