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1996-09-06 ArtNo.7501
◆＜馬＞アモコ・ケミカル、Ｍ＄２．４億投じＰＴＡ製造能力拡張
【クアラルンプル】アモコ・ケミカル(ﾏﾚｰｼｱ)Sdn Bhdはパハン州クアンタン市近郊のグブン・インダストリアル・エステートに12億Ｍドルを投じて設けたＰＴＡ(高純度ﾃﾚﾌﾀﾙ酸)工場の製造能力を現在の年間50万トンから60万トンに引き上げる。
ジーン・シーレン工場長が火曜に工場参観した報道関係者に語ったところによれば、拡張プロジェクトのコストは総投資額の20％、2億4000万Ｍドル以下に収まる見通しで、新設備据付のため来年5－6月の間14日間工場の操業を停止する。クアンタン工場の当初6ヶ月間の生産量は20万トンに達する見通しで、同社は年間50万トン、年商8億Ｍドルの目標達成に自信を抱いている。製品の50％は国内市場に向けられ、残りはタイ、インドネシア、フィリピン、台湾、中国等に輸出される。追加される年間10万トンの製品は国内市場に投入され、これに伴いマレーシアのポリエステルや繊維業界の成長が加速されるものと予想される。グブンの60ｈａの用地の内34ｈａが使用済みだが、同34ｈａ内にもまだゆとりがあるため、ある種の工場を設ける計画だ。残りの26ｈａの使途はまだ決まっていないが、2000年に向けた同社の拡張計画を考えれば、土地はいくら有っても足りないと言う。(NST,MBT,STAR:9/5)
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