1996-09-06 ArtNo.7495
◆<星>米国企業SPM、ウエハー・ポリッシング工場建設
【シンガポール】ナスダック登録のセミコンダクター・パッケジング・マテリアルズ・カンパニー・インク(SPM)は地元企業セミコンダクター・アライアンスPte Ltd(SAPL)と合弁でインターナショナル・セミコンダクター・プロダクツPte Ltd(ISP)を設立、テスト・ウエハーのポリッシュ及び再生工場をシンガポールに設ける。
ISPにはSPMが50.1%、SAPLが残りを出資する。新工場は来年第2四半期に稼働、年間2000万ドル相当の6インチと8インチのウエハーを製造する。ISPはまたアジア市場でウエハー製造事業も手がける計画だ。テキサス・インスツルメント及びジンティク・インスティテュート・オブ・マニュファクチュアリング・テクノロジー元職員のフレディー・ゴー氏がISPのマネージング・ディレクターを引き受けている。SPMが4日発表した声明は投資額等の詳細には触れていない。消息筋によれば、ジュロン・タウン公社(JTC)の標準型工場をリースするもようだ。会社登録局の記録ではISPとSAPLはともに今年6月に受験資本10万Sドルで設立されており、SAPLの払込資本は2Sドル。
SPMは完全出資子会社のアメリカン・シリコン・プロダクツ・インクを通じて米国でウエハー・ポリッシング・サービスを手がけており、昨年は前年比3倍の1800万ドルの営業額を上げた。同社は年商3500万ドルの実現を目指している。(ST,BT:9/5)
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