1996-09-05 ArtNo.7492
◆<馬>MRCB、ピデムコとKLセントラルにコンド建設
【クアラルンプル】クアラルンプル市内ブリクフィールド操車場(28.8ha)における総コスト30億-40億Mドルと見積もられる複合開発プロジェクト“KLセントラル”のリード・デベロッパー(64%)を務めるマレーシアン・リソーシズ・コープBhd(MRCB)は3日、シンガポールの政府系不動産開発会社ピデムコ・ランドと総コスト2億Mドル余のコンドミニアム開発合弁契約を結んだ。
同契約の下MRCBが51%、ピデムコが49%を出資、KLセントラルのロットKに合計400ユニットのコンドミニアム2棟を建設する。工事は来年着工され、約3年で完成する。
MRCBは数日前にも大東建託及び日本の投資家グループと、KLセントラルにおけるそれぞれ4スターと5スターのホテル建設合弁契約を結んでいる。MRCBのカリド・アハマド会長によると、同社は目下別の投資家と更に2棟のコンドミニアムの開発に関する交渉を進めている。KLセントラルの第1期工事では駅ビルのステシェン・セントラル、MRCBタワー、セントラル・プラザ(コーポレート・スイート/コンドミニアム/小売り複合ビル/オフィス・ビル)等が建設され、1999年に完工する。またKLセントラル・プロジェクトの全工事は2007年の完成が目指されている。(MBT,ST,BT,LZ:9/4)
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