1996-09-04 ArtNo.7473
◆<馬>マイクロソフト(M)、今年度売上げ50%増予想
【プタリン・ジャヤ】マイクロソフト・マレーシアSdn Bhdは、今年度(96/7-97/6)は昨年比50%増の売上げを見込んでいる。
1992年4月1日のマレーシア進出以来毎年100%以上の成長を遂げてきた同社は、昨年度も90%の売上げ増を記録しており、今年の成長見通しは、過去の実績を大幅に下回っている。しかしベネディクト・リー重役(GM)によれば、インターナショナル・データ・コープが予想するマレーシアにおける今年のPC(パソコン)販売成長率30%を上回っている。昨年はウィンドウズ95、マイクロソフト・オフィス95、ウィンドウズNT、マイクロソフト・バックオフィス等の市場投入が売上げ増に貢献したが、今年は市場の成熟を反映し、アップグレード需要が売上げを牽引する見通しだ。同社は今月ウィンドウズNTバージョン4.0をマレーシア市場に投入する。同製品はグラフィック・インターフェースがこれまでより強化されており、また同じハードウェアー上でアプリケーション・サーバーとして機能すると同時にウェブにも対応できる。また年末にはウィンドウズ95のアドオン・プロダクツ“ナッシュビラ”を発売する。ウィンドウズ95はナッシュビラを伴うことにより、インターネットやイントラネットに接続しながら、ハード・ディスク上のファイルにこれまで以上にシームレスなアクセスが可能になると言う。(STAR:9/3)
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