1996-09-04 ArtNo.7471
◆<馬>今年上半期の自動車部品製造投資12件M$3.4億
【クアラルンプル】今年上半期の自動車部品製造投資は12件3億4530万Mドル、内29.2%が外国直接投資で占められた。
ラフィダ通産相が2日催されたT&KオートパーツSdn Bhdの新製造ライン稼働式で語ったところによると、昨年通年の自動車部品製造投資は35件5億1310万Mドルで、外国直接投資は全体の45.1%を占めた。内日本からの投資が13件8900万Mドル、米国が3件7000万Mドル、韓国が3件1960万Mドル、シンガポールが2件1260万Mドルだった。また一昨年の関係投資は32件6億2650万Mドルで、外国直接投資が27.7%を占めた。マレーシア国内では現在310社が各種自動車部品の製造を手がけている。
目下ASEAN域内ではASEAN工業協力(ACIO)の下に、市場基盤の拡大/投資効率向上の動きが生じており、今後ますます多くの投資家が域内に製造拠点を設けるものと見られる。ASEAN域内に進出する投資家は低関税もしくは免税優待が受けられる他、奥行きの広い市場の恩恵を享受できる。
マレーシアの今年上半期の自動車販売は乗用車が13万8199台、商用車が3万4247台を記録した。昨年通年の販売台数は乗用車が前年比44.5%増の24万9545台、商用車が30.2%増の5万7058台だった。通産相は業界各社に研究開発(R&D)スタッフに対する発明奨励スキームを導入するよう呼びかけた。(NST,MBT,STAR,LZ:9/3)
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