1996-09-03 ArtNo.7464
◆<比>上半期の国民総生産7%アップ
【マニラ】フィリーピンの今年上半期の国民総生産(GNP)成長率は7.06%と、昨年同期の5.05%、一昨年同期の4.7%を上回った。
国家経済開発局幹部は好調な経済成長の理由として、消費の拡大、農業生産の回復、海外出稼ぎ労働者の送金の増加を指摘した。統計局の発表によれば、農業成長率は昨年同期の0.6%から3.7%に、サービス業成長率は4.8%から5.1%に、公共・民間投資の成長率は5%から9.8%に、輸出成長率は7.2%から23.5%に、輸入成長率は13.2%から18.4%に、それぞれアップした。しかし製造業成長率は7.4%から5.1%に鈍化した。
フィリピン政府は今年通年のGNP成長率を6.5-7.5%、国内総生産(GDP)成長率を6.1-6.5%と予想しており、今年上半期のGDP成長率は昨年同期の4.7%から5.05%にアップした。(ST,BT,LZ:9/2)
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