1996-08-31 ArtNo.7427
◆<馬>タイムテレコム、ラブアン島の50%シェア獲得目指す
【ラブアン】タイムテレコミュニケーションSdn Bhdは29日、ラブアン島電気通信市場の50%のシェア獲得を目指し、6000万Mドルを投じて設けたラブアン島衛星通信地上基地をオープンした。
ロバート・ハーベイ重役(MD)によると、衛星通信網は専用回線サービスや光ファイバー・ケーブルを通じたボイス・サービスのバックアップにも利用される。ラブアン島の国際オフショア金融センターが全面的に稼働すれば長距離電話やダイヤル直通国際電話(IDD)サービスの需要は急増する見通しで、同社は投資回収期間を6~9年と見積もっている。タイム・テレコムはこの日また全国規模で10~25%の電話料割引を認める新スキームを発表した。同スキームの下、月間使用料1万Mドル以上の利用者には10%、また10万Mドルにつき25%の割引が提供される。以上のスキームの適応を受けるものは1年以上の契約を結ぶ必要がある。(NST,MBT,STAR,BT:8/30)
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