1996-08-30 ArtNo.7417
◆<比>内外の投資家に4920億ペソ港湾開発事業を開放
【マニラ】フィリピン港湾局(PPA)は今年から向こう25年間にわたる総額4920億ペソ(S$264億)の全国港湾開発計画に着手した。
プロジェクトは合弁もしくはBOT(建設/経営/引渡)方式により内外の投資家に委ねられ、10億ペソ以上のプロジェクトを手がける投資家には税制優遇や利益の海外送金許可等の奨励措置が適応される。同プロジェクトでは、1)7大港の域内中継港としての再開発、2)ルソンからミンダナオに至るパン・フィリピン・ハイウェイに沿った新港の開発、3)コースタル・トレード促進を目指す国内港の近代化、4)ビサヤン諸島におけるロール・オン・ロール・オフ・システム港湾網の構築、5)優良港湾施設を備えた深水港をライナーで結ぶハブ・アンド・スポーク・システムの確立が目指される。(BT:8/29)
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