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1996-08-30 ArtNo.7409
◆<馬>クォク氏、1200MW発電事業に参画目指す
【クアラルンプル】クォク・グループが出資するコンソーシアム・ジャナクアサ・ヤンSdn Bhd(コジャヤン)はクダ州ヤンにおける発電事業に石炭/ガス両用型発電所の建設を提案した。
消息筋によると、コジャヤンはヤン沖合2キロのブンティン島に600MW(メガワット)の発電機2基、合計1200MWのプラントを建設する。沖合の島を選んだ理由は環境への影響や住民の立ち退き問題等を配慮したためとされる。建設費は燃料供給用の25キロのガス・パイプライン敷設や金融コストを含め約40億Mドルと見積もられる。コジャヤンにはResan Abadi Sdn Bhdが51%、クダ州の複数のブミプトラ企業家が20%を出資、残りの29%はクダ州政府機関もしくは電力会社トゥナガ・ナシオナルBhd(TNB)に出資が求められる。一方、Resan Abadi Sdn Bhdにはロバート・クォク氏のプルリス・プランテーションBhdが51%、ブミプトラ・グループが49%を出資する。クォク・グループが発電事業を手がけるのは初めてのことで、ブミプトラ・パートナーと組んで新領域の開拓を目指すものと見られる。同コンソーシアムのブミプトラ出資率は最低51%、最大75%に達する見通しだ。プロジェクトには6~7チームが入札する見通しで、コジャナはアンタ・ホールディングズBhdとともに有力候補と見なされている。(STAR:8/29)
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