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1996-08-30 ArtNo.7407
◆＜星＞スキャン・テクノロジー、セスダック登録目指す
【シンガポール】電子業界向け抵抗器の製造を手がけるスキャン・テクノロジーはセスダック登録を目指し近く株式を公開する。
同社に40％出資する台湾の電子会社Yageoコーポレーションが発表したところによれば、今週水曜の取締役会でスキャンはセスダック登録を申請する方針を決めた。スキャンは最低15％のシェアを公募することになる。スキャンの今年の純益は昨年の4700万台湾元(S$240万)から1億台湾元に倍増する見通しと言う。
スキャンは台湾紙の以上の報道についてコメントを避けているが、公募手続きの処理を引き受けたシュローダー・インターナショナル・マーチャント・バンカーズによると、今年末か来年初にセスダックへの登録が図られる。消息筋によれば公募価格は1Ｓドル以下になる見通しだ。スキャンは完全出資子会社のＡＳＪとともにプンジュル・レーン(ｼﾞｭﾛﾝ)の工場で抵抗器を製造、ＡＴ＆Ｔコンシュマー・プロダクツ、ディジタル・イクウィプメント・インターナショナル、ディジタル・アプライアンス・コントロール・マニュファクチュアリング等に納入している。スキャンとＡＳＪのマネージング・ディレクターはフォン・ヨーワイ氏が兼務している。(ST,BT:8/29,SEAnews96/02/23参照)
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