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1996-08-28 ArtNo.7377
◆＜星＞サンポエルナ氏、トランスマーコ持ち株６５％突破
【シンガポール】インドネシアのタバコ会社ＰＴ ＨＭサンポエルナを率いるプトゥラ・サンポエルナ氏は26日スカモト・シア氏からシンガポール証取(SES)上場の電気通信／小売り会社トランスマーコLtdの30％権益を購入、持ち株を65.77％とするとともに、公開買い付け価格も9.45Ｓドルに引き上げた。また最低50％のシェア取得の条件も実現されたことから、公開買い付けは無条件となった。
フランボワイヤン・ビジネスマンと地元紙が形容するスカモト・シア氏は825万株を総額7796万Ｓドルで売却することにより、2年足らずで2430万Ｓドルのキャピタル・ゲインを実現したが、この間にトランスマーコの売り上げは93年の1億6639万Ｓドルから94年の1億4729万Ｓドル、95年の9651万Ｓに下降、税引き前利益も1258万Ｓドル、671万Ｓドル、178万Ｓドルと縮小し続けた。スカモト氏はこれ以前にトランスマーコの20％のシェアをマレーシアのストラトフォード・ホールディングズに1株13.50Ｓドルで売却、4280万Ｓドルを手に入れている。この日は、取引が停止される以前にトランスマーコのシェアは1株10～10.20Ｓドルで約5万株が取引されたが、某アナリストは「投資家らはサンポエルナ氏がトランスマーコのために何ができるのかと言った問題は抜きにして、株価を吊り上げているように見える」と語った。(ST,BT,LZ:8/27)
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