1996-08-26 ArtNo.7358
◆<泰>トーア、自動車部品製造計画等に15億バーツ投資
【バンコク】トーア・グループは事業多角化と既存ビジネスの拡張に15億バーツを投資する。
Pravit Tangcravakoon社長によるとラヨン省に10億バーツを投じ自動車部品工場を設ける。トーアが35%、Sarasin一族が5%、他のパートナーが残りを出資、資本金4億バーツの新会社が設立される。合弁契約は10月に正式調印され、2年内に操業を開始する。製品の90%は国内市場に供給、残りは輸出される。
またトーアが40%、日本のアルファ・コーポレーションが60%を出資、資本金6000万バーツの別の新会社を設立する。やはりラヨン省に2億バーツを投じて新工場を建設、ドア・キーとハンドルを製造する。同工場は自動車部品工場と同時期に稼働する。製品の半ばは日本に輸出され、残りは国内市場に向けられる。
トーアはさらに2億6000万バーツを投じ既存工場の可塑剤製造能力を年間1万2000トンから3万トンに拡大、また5000万バーツを投じ、フォルマリンの年産量を3万トンから6万トンに、尿素グルーのそれを1万5000トンから3万トンに拡大する。(BD:8/24)
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