SEAnews 1996-08-26 ArtNo.7356

【バンコク】スコタイ・ペトローリアムのソンクラにおける330億バーツの製油プロジェクトが23日認可された。また3億5000万バーツのスタートアップ・フィーは免除され、投資局(BOI)に対する投資奨励措置の申請も許可された。
政府は従来の制度に基づき80％の製品輸出を条件にスタート・アットフィーの免除を認め、国内で販売される製品に対する2％のロイヤルティー・フィーの支払いのみを義務づけた。新精油所は2000年に稼働し、1日12万5000バレルの原油を処理、ＬＰＧ3400バレル、ガソリン2万5848バレル、航空燃料1万3962バレル、ディーゼル油4万7512バレル、低硫黄燃料油9555バレルを製造する。原料はアラブ首長国連邦、ドゥバイ、オーマン、インドネシアから輸入、伊藤忠、日商岩井、丸紅、トーメン、チャイナ・オイルへの供給契約も調印済みだ。スコタイは同プロジェクトの90％のシェアを握っているが、外国出資者を物色している。(BD:8/24)