1996-08-26 ArtNo.7349
◆<星>サナプサス、ナンヤン高専とICデザイン訓練で協力
【シンガポール】カリフォルニア拠点のSynopsys(サナプサス)は23日、ナンヤン・ポリテクニック(ナンヤン高専)と半導体チップ・デザインの訓練に関わる協力覚書を交換した。
ハイレベルの集積回路(IC)モデルやソフトウェアーのデザイナー及びプロバイダーとして知られるサナプサスは、ICデザイン技術に関わるインダストリアル・スタンダード・コースを提供する訓練センターをナンヤン高専に開設する。同コースはナンヤン高専の在学生が正課として受講する他、ICデザイン業界在職者の受講も認められる。サナプサスは台湾、韓国、中国にも同様のコースを設けている。サナプサスはナンヤン高専工学部に約600万米ドルの教育/研究開発(R&D)/工業プロジェクト用ICデザイン・ソフトウェアー/ハードウェアーを提供する。
最近の経済開発局(EDB)の報告によれば、益々多くの企業がシンガポールで製品開発を手がけるようになる中で1998年までに500人以上のICデザイナーが必要となる。ナンヤン高専工学部のエドワード・ホー主任によると、サナプサスのデザイン方法論は商品化に要する時間を短縮するのに役立つ他、設計上の携帯性を高める効果も発揮すると言う。(BT:8/24)
|