1996-08-23 ArtNo.7317
◆<星>ナショナル・セミコン、本社人員整理の影響否定
【シンガポール】半導体チップ・メーカーのナショナル・セミコンダクターは米国本社における170人の整理計画を発表したが、シンガポールにおける営業には影響をおよぼさないと言う。
香港ベースのジョセフィン・ラウ取締役(マーケッティング広報担当)が21日電話インタービューに応じたところによると、整理は主にサンタクララ本社のスタッフが対象とされたもので、同社は今四半期に2億8000万~3億2000万の引き当てを予定している。しかしシンガポールにおける製造業務を縮小する計画はない。同社は昨年初、シンガポールにおける製造業務に向こう5年間に1億9000万Sドルを投じると発表、今年1月にはさらに4200万Sドルの追加投資計画を明らかにしていた。ラウ女史は、今回の人員削減は4月の400人に続くものだが、決してこれが最後と言う訳ではないとする一方、需要は回復しつつあると語った。(BT:8/22)
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