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1996-08-21　ArtNo.7295

【スティアワン】マレーシアは下流部門の活動を奨励する狙いから油脂化学原料に輸出税を課すことを検討している。
リム・ケンヤイク一次産業相が19日語ったところによると、これはマハティール首相がパーム油業界に下流部門、取り分け非食品部門に進出することを呼びかけたのに呼応したもの。また原料はできるだけ国内にとどめ、完成品を輸出すると言う政策に基づいている。油脂化学原料の90％は米国、日本、西欧等に輸出されている。現在油脂化学部門は脂肪酸、メチルエステル、脂肪アルコール、グリセリン等の基礎製品の製造に集中しているが、消費財を含む完成品を製造、独自商標で輸出することを検討する必要がある。目下国内には油脂化学会社15社が存在、その大部分は外資の合弁事業となっていると言う。(NST:8/20)

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