1996-08-21 ArtNo.7288
◆<星>蘇州パーク、SCIメンバーに優待賃貸料提供
【シンガポール】ジュロンタウン・コーポレーション・インターナショナル(JTCI)は蘇州工業パーク(SIP)に進出するシンガポール産業連盟(SCI)メンバーに工場ビルを優待価格で賃貸する。
SCIとチャイナ・シンガポール・スーチョー・インダストリアル・パーク・デベロプメント(CSSD)が19日共催した“蘇州における電子・電気産業機会”と題するセミナーの席上、JTCIのドミニク・ン重役(MD)が語ったところによれば、JTCIはスンバワン・インダストリアル、ストレーツ・スチームシップ・ランド及びタマセクと共同でSIPに4階建て工場ビル2棟と6階建て工場ビル2棟を準備しており、目下平米当たり月額5.80米ドルで賃貸しているが、SCIメンバー企業には優待価格をオファーする。同賃貸料には公益サービスへのアクセス料、土地使用料が含まれ、この他求人/ライセンス/銀行/法律/税金・関税問題等に関するワンストップ・サービスが提供される。また標準型工場9棟も完成、投資家は独自に工場を建設することもできる。
SIPのスティーブン・チョン重役(上級GM)によると、今年6月1日までのSIPに対する投資約定は、米国企業が19件5億1950万米ドル、欧州企業が5件2億8330万米ドル、シンガポール企業が16件1億5600万米ドル、日本企業が8件1億3481万米ドル、その他が4件1億9830万米ドル、合計52件12億9190万米ドルとなっている。SCIとSMPは来月も“蘇州における化学/薬品及び精密エンジニアリングの機会”に関する2つのセミナーを開催すると言う。(ST,LZ:8/20)
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