1996-08-21 ArtNo.7286
◆<星>生産性標準局、S$4200万デザイン・センター開設
【シンガポール】シンガポール政府は19日、経済開発局(EDB)の発明開発計画(IDS)の下、シンガポール生産性標準局(SPSB)の工業デザイン製品開発センター(IDPDC)に2900万Sドルを補助した。
テオ・チーヒアン環境相がこの日催されたIDS認定証授与式の席上語ったところによれば、SPSBが4200万Sドルを投じて開設するIDPDCは工業界全体のための初のデザイン/開発施設で、シンガポールの発明/開発インフラの一部を成す。IDPDCはコンセプトの立案から試作品の製造に至る総合サービスを提供するとともに、世界各地からタレントをリクルートし、デザイナーやエンジニアの強力なチームを組織する。技術と市場の双方にわたるノーハウを備え、新たな製品/製造工程/サービスを創造できる企業や個人が必要とされており、これらの者のチームがシンガポールを先進国へ導く主要な役割を担うことになると言う。この日はまたIDPDCを含む62社(政府機関を含む)に総額7200万SドルのIDS認定証が授与された。これらの企業には多国籍企業19社、地場大手企業14社、地場中堅企業14社、地元中小企業21社が含まれている。(ST,BT,LZ:8/20)
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