1996-08-20 ArtNo.7275
◆<星>Ariza、塗料会社Bergerに公開買い付け提案
【シンガポール】マレーシアのビジネスマン3人により共同所有される英国バージン諸島籍のArizaホールディングズLtdはシンガポール証取(SES)上場の塗料会社BergerインターナショナルLtdの51.9%のシェアを後者の親会社UBオーバーシーズ・ホールディングズ(UBOH)から買収することに同意するとともに、17日1株1.50Sドルで残余株の公開買い付けを提案した。
DBSバンクにより発表された同買い付け価格は前日の終値1.15Sドルを30%上回っている。Arizaはマレーシアの自動車/情報技術/印刷業に関わる実業家モハド・カマル・オマル氏(33%)、レノンBhd傘下プロリンク・デベロプメントSdn Bhdのアブドル・ガニ・ユソフ重役(MD:33%)、バンコク・バンクBhdのアルバート・サイチュアン・チョク会長(34%)により所有されている。UBOHの親会社UBインダストリーズはこれ以前に組織再編のためBergerの持ち株売却の意向を表明していた。Bergerは今年上半期に昨年同期比63%減の63万Sドルの利益を報告している。(ST,BT,LZ:8/19)
|